2024市P連大型ねぶた運行事業 特設ページ
令和6年度 青森市PTA連合会大型ねぶた
題目「龍神と大鯰」(りゅうじんとおおなまず)
■解説文(いわれ)
巨大な鯰の姿をした大鯰は、地下に棲み、身体を揺さぶることで地震を引き起こすと、古来より信じられてきた日本の伝説の生き物である。
人々は、大きな地震が起こるたび、大鯰が地中で暴れているためと恐れてきた。困り果てた人々が鎮魂の祈りを捧げた。すると、神の世界の最高位にある龍神が現れた。龍神は、天候や潮の流れ、地熱などを操り、大きな地震を起こす元凶となる大鯰を勇猛果敢に退治した。
その後、平和が訪れ、人々は平穏に暮らすことができた。
このねぶたは、大鯰の前に龍神が現れ退治する場面である。
昨今、地震の国といわれる日本では、「令和6年能登半島地震」をはじめ大きな地震が幾度も起きている。このねぶたは、これ以上、大きな地震が起きないよう、皆が安心して幸せな暮らしができることを切に願うものである。
考案者は、甲田中学校2年生の髙橋悠真さんです。
【能登半島で被災された子どもたちを青森ねぶた祭に招待しようプロジェクト】
震災より八か月の月日が流れましたが、被災地の皆様におかれましては引き続き苦難の中でお過ごしのことと心よりお見舞い申し上げます。
私たちは13年前に東日本大震災という未曾有の災害を経験しました。苦しかった当時を振り返り、一生懸命復興に取り組む大人の陰で、目が届きづらくなっている子どもたちは今どういう思いで日々過ごしているのかという思いが頭を離れません。子どもたちから笑顔が消えないよう、明日への希望がきえないよう今私たちができることはなんだろうと考えました。
そんな私たちと思いを同じくする多くの青森市民のご協力をいただき、今回、能登半島で被災された子どもたちに「青森ねぶた祭ご招待」のご提案をお届けすることとなりました。
この提案を通して能登半島の子どもたちの胸に希望の燈が灯ってくれることを願っております。
8月4日(日)
石川県志賀町の子どもたちが青森市に到着。
観客席にて、青森ねぶた祭りを観覧していただきました。
皆さん、初めて見る青森の大型ねぶたにとても驚き、感動しておりました。
8月5日(月)
石川県志賀町の親子で、自然体験やオリジナル金魚ねぶた製作体験をしました。
午後は、特別史跡 三内丸山遺跡観やラッセランド周辺を観光。
夜は、青森市PTA連合会のねぶた運行に参加。ラッセラ-♪
志賀町から青森ねぶた祭参加までの模様
(石川県のMRO放映)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/mro/1346651?display=1
能登半島にエールを!
能登半島被災地の子どもたちの笑顔のため、青森市PTA連合会は、今後も全力で応援いたします。
【2024年 青森市PTA連合会ねぶた運行参加者数】
8月2日(金)
児童生徒数508人 大人919人 全参加者数1,427人
8月3日(土)
児童生徒数465人 大人675人 全参加者数1,140人
8月5日(月)
児童生徒数256人 大人285人 全参加者数 541人
8月6日(火)
児童生徒数231人 大人272人 全参加者数 503人
令和6年度(4日間)
児童生徒数1,460
大人2,152
全参加者数3,611人
皆様方の温かいご支援、ご協力により、子どもたちに一生忘れられない最高の夏を届けることができました。本当にありがとうございました。