Jアラートが鳴った際の行動指針について
おはようございます。
Jアラートが鳴った際の行動指針についての検討内容についてご報告いたします。
Jアラートが鳴った直後に工藤教育長に『5年ぶりの事態なので登下校時の具体的な行動指針について学校、保護者、児童生徒に改めて周知していただきたい』という旨のお願いをし、迅速にご対応いただきました。
各校宛に配布された資料を市P連にもいただき、現在、具体的な対応について検討を進めております。概要は以下の通りです。
課題点
①子どもたちはJアラートがなったことに気づかない。
②電車が止まり踏切が開かないケースが確認されており、登校時は学校へ、下校時は家へ、という移動指針は細分化する必要がある。
③地方では避難に適した頑丈な建物があるのか不明。
各課題点についての検討方向
①子ども110番を含む地域の方が一斉に道路に出て子どもたちに知らせ避難誘導する。安全な人である証明として腕章等(複数学区が交差している地区も踏まえ全市で共通のものが望ましい)が必要。
→時間猶予は3〜4分程度で政府指針でも『各自が避難』と言われている中、この考え方はそもそも機能するのか。
→Jアラートを知らせる街頭スピーカーを設置すべきでは。
→各校にご協力いただき現在子ども110番登録箇所のデータ更新を進めているが、まとまり次第各校が独自に二次利用できるようにデジタルマップ化に取り組むよう校外委員会に要請。
②電車が止まり踏切が開かないケースが確認されており、登校時は学校へ、下校時は家へ、という移動指針は細分化する必要がある。
→鉄筋コンクリートの学校への避難はわかるが、頑丈な建物への避難を提示しながら下校時は家に向かえというのはおかしい。
→踏切が上がらない場合を想定した指針が必要。
③地方では避難に適した頑丈な建物があるのか不明。
→各学区ごとに避難できる建物を抽出し協力要請が必要。同時に避難所として防災備品を常備する体制が必要。
→さらにこの建物の周知、および地域全体での避難訓練が必須となる。